CircuitTracksの部屋https://seq-love.comSat, 17 Aug 2024 10:52:59 +0000jahourly1https://seq-love.com/wp-content/uploads/2024/06/cropped-CTアイコン-32x32.pngCircuitTracksの部屋https://seq-love.com3232 【アナログフィルター】JOMOX T-ResonatorⅡに音楽かけて遊んでみた!https://seq-love.com/jomox-tresonator02/Sat, 17 Aug 2024 10:52:58 +0000https://seq-love.com/?p=56

このあいだJOMOXのアナログフィルターTレゾネーターⅡを買ったのでシンセにかけたりして遊んでいます。Tレゾはフィルター&エフェクターマシンなので単品で音はでませんがiPod等の音源であれば何でも鳴らせるので面白いかもと ... ]]>

このあいだJOMOXのアナログフィルターTレゾネーターⅡを買ったのでシンセにかけたりして遊んでいます。
Tレゾはフィルター&エフェクターマシンなので単品で音はでませんがiPod等の音源であれば何でも鳴らせるので面白いかもと思い仕事しながら音楽かけていじっていました。
ステレオinなのでたいがいの音源がいけますね!

JOMOX T-ResonatorⅡでお気に入りの曲を流すのだいぶ楽しい!

まず、、、Tレゾネーター!音が良いです!!さすが高価なアナログフィルターです。

ipodミニプラグ ⇒ Tレゾ⇒ Mackieミキサーの接続ですが音はかなり良いですよ!

そんで、片っ端からお気に入りの音楽をかけたのでちょっと記しておきます。
いつも聴く音楽を流しながら色々とかけてみました。
Tレゾの特性を知るためにもたくさんやってみたのですが、以下に特によかった音源を記します。

まず、、、びっくりしたのですが。以外にもめちゃめちゃよかったのが・・・!

ゲームボーイの音 

はい。コレがね。もうめちゃくちゃいいです。
僕は普段からゲームボーイ音源聴いてるんですけどTレゾとの相性はめちゃくちゃいいですね!
セッティングとしてはエフェクトのセレクトはリバーブにしてFMの硬い音を良い感じでリバーブかけて広げます。そんでFeedbackノブを-(マイナス)に回すと低音が出るんです。・・・この低音たまらなくかっこいいです。

ちなみに聴いていたのはスクエアのSAGAシリーズやKONAMIのドラキュラ伝説Ⅱなどです。
特にめちゃくちゃ良かったのが女神転生外伝ラストバイブルの音源です。
これはかっこよすぎてしびれましたね!

おそらくゲームボーイのFM音源の硬質さをリバーブで緩和して不足気味な低音をブーストすることで迫力が出ています。音量を上げてもかっこいい感じですよ!いやーーびびったね~~。
sonicwareシンセやTeenageやガジェット系にもバッチリ合いそうです。

ソフトマシーン

これも予想外だったのですがソフトマシーンが最高によかったです!(ソフトマシーンはカンタベリーロックです)セッティングとしてはディレイを短くかけるとソフトマシーンのセッションサウンドに
ディレイがかかりサイケデリックミニマルサウンドになります!やべー
超絶テクのソフトマシーンのメンバーですが基本はフレーズの繰り返しが多いのでミニマル反復アシッドセッションで聴いてると頭おかしくなってきます(笑)
普通のソフトマシーンの演奏もたいがいトリップできますが、Tレゾをかけるとさらに飛べますよ!
ちなみにアルバムは「6」を聴いていました。これからもいろいろと試そうかと(笑)

マニュエル・ゲッチング E2-E4

これも実は予想外でした。
天才ゲッチングのE2-E4は完成された音源なのでTレゾをかけてもさほど変わらないと思ってたんですよね。
はい。見事に裏切ってきます。めちゃくちゃにいいです。
元々流れるのような2コードフレーズにリズムマシンに奥で鳴り響くリングモジュレーターの音で
すばらしくミニマルハウスな名曲E2-E4なのですがTレゾをかけると夢のなかにいるような感覚におちいりました。
これもやばいです。トリップしますよ。お酒でも飲みながらある程度の音量で楽しみたいものです。
セッティングはじっくりと好きにやってみて気持ちよいポイントを探りながら一杯やるのが良いでしょう。
なんせ60分あるからねこの曲は。うーん最高!◎

まとめ

というわけでTレゾネーターを色々な音源をかけて遊んでみたので記してみました。
楽器に使うフィルター&エフェクターですがふつうに音源に使っても楽しいです。もちろんDJプレイにも使えますし気楽に好きな音源にかけて楽しむのはアリですね。
ちょっとしたパーティーにもいいかも。

はっきり言ってこの手の機材はマニアックで高いなぁとは思っていましたが音源にかけれると思うと楽しさが広がります。楽器というよりはオーディオ加工機といえるのでシンセとかよりも用途が広くていいかもしれません。

楽器を弾かない人も楽しめておススメできちゃいますね。
Tレゾで晩酌しながら夜な夜な楽しみたいものです。

Jomox T-Resonator II

]]>
BASTL INSTRUMENTS ( バストルインストゥルメンツ ) THYME+タイム+なんじゃコレは!https://seq-love.com/bastl-instrumentsthyme/Sat, 10 Aug 2024 08:48:16 +0000https://seq-love.com/?p=50

最近、夜な夜なステップシーケンサーでシンセを鳴らしながら、ステレオエフェクターを通して遊んでいます。自分だけの時間でかなり楽しいです。はい。 そんで先日、JOMOXのTレゾネーター2をゲットしたわけでTレゾでも遊んでます ... ]]>

最近、夜な夜なステップシーケンサーでシンセを鳴らしながら、ステレオエフェクターを通して遊んでいます。
自分だけの時間でかなり楽しいです。はい。


そんで先日、JOMOXのTレゾネーター2をゲットしたわけでTレゾでも遊んでます。
Tレゾちゃんは思ってたよりも狙った音にならなくてけっこうムズイです。
特にツマミを回しすぎるとすぐ崩壊するのでスピーカーが飛びそうで危険な子です(笑)
まぁ気長にいきましょう。
すっかりステレオ系のエフェクターやらフィルターマシンに興味を持ってしまいまして、色々と探してしまっていたら変なのを見つけちゃいました。BASTL INSTRUMENTS ( バストルインストゥルメンツ ) THYME+(タイムプラス)です。

なんかもう見た目がすごいですが、テープエコーマシン?ディレイ?シーケンサー?ロボット??
なんじゃコレは!アナログのテープエコーの動作原理に基づく壮大な”デジタル”テープマシンだそうです。

さらに知りたくて調べると、、シーケンス可能なロボット操作のデジタルテープマシン。だそうです。

ますます意味がわからん!でも音は、、いいですね。
まぁ複雑なテープマシンということか・・・?

↑ 見た目 なかなかカッコイイです。

サイズは215×115×30mmなのでけっこうコンパクトで◎
お値段10万ぐらいします・・なかなか高いです、、いや、高いのかな!魅力的です。


ステレオIN、OUTでMIDI IN、CLOCK IN、CVもあり、何かと応用が効きそうですね。
ギターでもシンセでもマイクでもモジュラーもガジェットも何でも通したくなります。

CircuitTracksもステレオinができてフィルターやリバーブやディレイ入っていてなかなか良いのですが
マスター音を全部一気に変えるという手法ができるマシンっていいですよね。
何がいいってステレオINできるので色々な機材をとにかく通せてしまえるところがいい。
こいつも劇的な変調効果をつけれそうなマシンですね。

デモを聴く限りではディレイが異常に気持ち良いです。
僕も良くわかってないのですが、とにかく気になったのでメモがてら記事にしました。

気になる方は以下を観てみてね。


<詳細>

https://umbrella-company.jp/products/thyme/



https://youtu.be/srs2R8pDrKA?si=zdJkZ65z7pn6ozv0





]]>
JOMOX・T-Resonator II (ティー・レゾネーター)買っちゃった~!https://seq-love.com/jomoxt-resonator/Mon, 29 Jul 2024 01:43:20 +0000https://seq-love.com/?p=45

こんにちはシーケンスマンです。 変態系のフィルターマシンJOMOX・T-Resonator II ティー・レゾネーター買ってしまいました。名前がカッコイイですね。 いつもながらほぼ衝動買いです(^^;)電子楽器が欲しくな ... ]]>

こんにちはシーケンスマンです。

変態系のフィルターマシンJOMOX・T-Resonator II ティー・レゾネーター買ってしまいました。
名前がカッコイイですね。

いつもながらほぼ衝動買いです(^^;)
電子楽器が欲しくなるとものすごい調べてしまうので恐ろしいです(笑)

で、この楽器はフィルター&エフェクターでぶっ飛びサウンド加工機とでも言えばいいでしょうか。

JOMOX製品は初めて買いますが、デモを聞く限りどれもこれもアナログで分厚く◎。
リズムマシンもずっと憧れですがなかなかにお高いですね。
家宝レベルの楽器だと思います。

さて、このT-Resonator IIは
音のウォームさとただならぬ狂気じみた変調具合に惚れました。
シンセもOK、ギターもOKで、なんなら好きな音源通してもOKで遊べそうです。
この夏は飛べそうです!

それで、実はこいつが欲しかったのは理由がありまして
シーケンサー⇒シンセ⇒あとにかけるぶっ飛んだステレオエフェクターを探していたんですよね。
ステレオのエフェクターというのは案外少ないんですよね。
ギター用のモノラルINエフェクターはたくさんありますけどね。

僕はBOSSのSP-303のエフェクターをセンドリターンでかけてます。
こいつのリバーブやディレイが大好きで。
それで最近はもう1系統エフェクターをかましたくてLine6のm5を使っていました。

Line6はすごい好きなのですが、、、なんかイマイチ使いこなせないというか
モデリングエフェクトに「こうしろよ!」と言われている気がして・・(笑)
なんか思ってたよりも使いこなせないんですね。

いや、素晴らしいんですよ。m5。
LINE6は素晴らしいです。
とくにステレオINがあるのでシンセにエフェクトをかけるのにいいんです。
すぐアクセスできるツマミもついているのでこれもいいんです。
昔はDL4(緑のディレイ)も持っていたし、FM4(紫のフィルター)も持っていたので
その懐かしさもあって思い入れもあります。

しかしm5が使いこなせないので、、、
なんか他のないかなぁとか調べていて気づけばT-Resonator IIを買っていました。


JOMOX・・・マニアック機材なので廃盤になる前にポチってしまいました。
最近は円安の影響か値上がりしていってますね。
NovationのCircuitTracksも僕が買った2024年5月にギリギリ4万円台で買ってからまだ少ししか経ってませんが値上がりしています。

電子楽器はマニアックな楽器なのであとで売れます。
なので欲しい人は早めにゲットすることをオススメします。
(不要になっても売れると思っているので買っている所はあるな)

というのも、20年近く電子楽器触ってますが、廃盤商品はもう作れないので、ほんとに価値が上がっていきますね。
売るために買ったのでないのですが、時間が経てばたつほど価格が上がっていく機材が多いと思います。

最近は楽器を売ったお金でまた機材を買っているので変な感じです。

↑見た目がイカツくていいですねぇ。何気にm5よりも小さいです。

Jomox T-Resonator II

]]>
【グルーブボックス】NovationCircuitTracksなぜ転調できないのだ~~https://seq-love.com/circuittrackstranspose01/Sun, 30 Jun 2024 05:32:25 +0000https://seq-love.com/?p=38

こんにちは。シーケンサー大好きなシーケンスマンです。僕はNovationCircuitTracksユーザーです。CircuitTracksは最高にシーケンスが組みやすいグルーブボックスです。 素敵な機能もたくさんあります ... ]]>

こんにちは。
シーケンサー大好きなシーケンスマンです。
僕はNovationCircuitTracksユーザーです。
CircuitTracksは最高にシーケンスが組みやすいグルーブボックスです。

素敵な機能もたくさんありますが
今日は「転調」に関してだけのことを記事にしました(^^)
参考にしてね。

1オクターブ転調

CircuitTracksの素敵な機能のひとつに
1オクターブ転調という機能があります。
これはShiftボタンとオクターブボタン(高音、低音)どちらかを押すことにより
選択中のトラックのフレーズが1オクターブ上がったり、下がったりする機能です。
便利なのが例えばベースフレーズを作るときに1オクターブ音程を下げて一気に音を低くする、
逆にベル系サウンドを1オクターブ音程を高くするなどが可能です。
これ便利で最初感動しましたね。

スケールボタン

CircuitTracksには「SCALE」というボタンがあり自分が作った
フレーズをメジャーコードやマイナーコードなどに瞬時に変換して鳴らしてくれます。

<CircuitTracksのマニュアルから>
スケールボタンを押すと最大16種類のスケールから選択することができ、
メジャー、ナチュラルマイナー、ペンタトニック、クロマチックなどの西洋音楽で一般的に使われるものから、
ドリアン、リディアン、ミクソリディアンなどの珍しいスケールが含まれています。

音楽理論を深く理解していなくても、さまざまなスケールを使用できます。
Circuit Tracksでは、パターンを作成した後でも使用中のスケールを変更できるため、
それぞれの効果や違いを簡単に理解することができます。
シンプルなシンセノートのパターンを録音し、あらゆるスケールを使い再生できます。
一部のスケールでは、特定のノートが半音上下します。これにより、作成した「メロディ」に独特の「雰囲
気」や「印象」が加えられ、より楽曲に合うスケールを発見することができます。


マニュアルから引用。
この機能はなかなか素敵で、適当に作ったフレーズのバリエーションを変えたいときに使えます。

普通のトランスポーズができなかった・・・


と、ここまでCircuitTracksの転調に関して素敵な機能を紹介しました。

が、、、しかし。

上記のスケールボタンでコードを変更をしてしまうと全てが変更されてしまいます。。
手動で最初のスケールに戻せば変更前に戻るのですが
例えばフレーズの一部だけコードの変更とかできません。
全部のコードが変わります!

どういうことかというと
フレーズを作って8小節をコードCで鳴らし、次の8小節をコードDで鳴らしたいとします。
スケールボタンを使ってノート指定で押せば転調できるのですが、
これは手動で行うものであってこの転調をシーケンサーで記録する事ができないのです。

もう一度、書きます。

転調をシーケンサーで記録する事ができないのです。

そんなバカな・・・!!と思ったので僕は
Novationのマニュアルを読み込んだり、CircuitTracksの様々な機能を試してみました。
NovationCircuitTracksチュートリアル動画も見たりしましたが、、、

「できない・・・」という結果に。

諦めきれずに海外サイトを見ていると以下のような書き込みが・・・

==========================================
1 つ以上のトランスポーズを記録する方法はありますか?
シンセと MIDI トラックを上下にトランスポーズし、時間の経過に伴う変化を記録したいです。

いくつかのシンセ パターンを作成し、スケール ボタンを押してから、
ルート ノートを表すパッド 1 ~ 16 を押してみました (ユーザー ガイド v3 の 32 ページの
「ルート ノート」セクションに情報があります)。すべてのパターンは転置されます。

問題は、ルート ノートの変更が非破壊的であり、私が見つけた方法では記録できないことです。
パターンを作成した後、パターン ビューで Synth 1 と 2 の次の 2 つのスロットにパターンを複製し
、トランスポーズを試みました。
ルート ノートをトランスポーズすると、2 番目のパターンではそのまま残り、
もう 1 つのパターンでは元の状態に戻ることを期待していました。

動作しません。
選択した新しいルート ノートは、すべてのパターンに残ります。
手動で元のルート ノートに戻す必要があります。
別のルート ノートを保存して再起動後に選択することは可能ですが、
時間の経過に伴うトランスポジションを記録する方法はありません。

パフォーマンスではまあまあいいし、
少なくともあの甘く懐かしいタンジェリン・ドリームのサウンドを再現できるのはうれしい。
でも、Tracks で作曲するのは残念だ。

<ユーザー>
数日前に Circuit Tracks を購入し、私もベース パターンを移調しようとして頭を悩ませています。
たとえば、ルート ノートを 5 小節ごとに変更したいだけです。
「スケール」ボタンを押せばリアルタイムで実行できますが、これらの進行を記録することはできないようです。
重大な見落としのようです。

現代のシーケンサーの多くがこのような基本的な機能を実装していないことに驚きます。
80 年代には Sequential Circuits Pro One でこれを行うことができました。
これが可能な唯一の現代のデバイスは Arturia Keystep です。

redditより引用(自動翻訳しています)

少し長い引用でしたが、海外ユーザーもこのトランスポーズが記録できなくて残念な問題に言及していました。

う、うーん、、、。

シーケンサーが素晴らしいだけに実に残念である。

スケールでもトランスポーズやオクターブトランスポーズができるのだからできそうなもんなのにな。
アップデートで改善して欲しいところである。

トランスポーズさせる方法

できないものはしょうがない。
けど、なんとかしてやる方法を考えてみた。

1音転調をやろうと思えば、、、

①スケールボタンを押してノート転調ボタンを押す
※手動になります いちいち手動で任意のコードを指定するので使いにく~~い

②プロジェクトに同じフレーズをコピーして1つ目のプロジェクトはコードC、
もう1つのプロジェクトはコードDにする。プロジェクト切替えで転調が可能。
※しかしこの方法だとやはり転調するたびに手動でプロジェクト切替えをしなければならない。
※また、全てのトラックに対して転調されるので使いにくい

③自分でがんばってコードを変えて打ち込む
簡単なフレーズであれば別トラックにコードを変えたパターンで打ち込む

まぁ現実的には③の方法ですね。
僕はベースなどはこの方法で転調させてシーケンスを組んでいます。

しかしヤマハのQYシリーズやRolandのMCシリーズでも
転調の編集ができたのでなんでこんなことができないのだろう?とか思っちゃうよね。

もし、転調を記録する方法を知ってる方がいたら教えてください(^^)

それでもCircuitTracksをオススメしている理由

というわけで今回は転調にフォーカスした記事を書きました。
これから買う人は知っておいて損はないでしょう。
ちなみに個人的にこの転調できない問題はかなり凹みましたが
かと言ってCircuitTracksはダメとか、手放すかというと、、、
そんなことはありません。

CircuitTracksはこの弱点を補えるだけの魅力を持っていると断言できます。
というのもやはりここまで簡単で直感的にシーケンスが組める
シーケンサーはなかなかないと思うのです。
サイズや操作感や外部機器のコントロールのやりやすさなど
次世代グルーブボックスの可能性を秘めた名機であると思っています。
なので、残念な点は今後のアップデートに期待したいところ。
個人的にNovationに改善要望を出そうと思っています。
賛同されたあなたもぜひNovationに改善要望を出してくださいね♪

【グルーブボックス】NovationCircuitTracksレビュー!使っているユーザーが解説します


まとめ


今回は転調について書いてみました。
CircuitTracksの転調方法や転調の記録方法などについて
書かれた記事があまりなかったので書いてみました。

これからCircuitTracksを買おうかと悩んでいる方は参考にしてくださいね。
僕としては転調が簡単にできなかったのは残念でしたが
その他の機能はビックリするぐらい洗練されたマシンだと思いますのでぜひ触れてみて欲しいです。

それでは、また!

]]>
【グルーブボックス】NovationCircuitTracksレビュー!使っているユーザーが解説しますhttps://seq-love.com/circuittracks01/Sun, 30 Jun 2024 01:34:45 +0000https://seq-love.com/?p=25

Novation(ノベーション)から発売されているグルーブボックス、CircuitTracksをレビューします。CircuitTracksは多機能なグルーブボックスで気になっている方も多いのではないでしょうか。実際に使っ ... ]]>

Novation(ノベーション)から発売されている
グルーブボックス、CircuitTracksをレビューします。
CircuitTracksは多機能なグルーブボックスで
気になっている方も多いのではないでしょうか。
実際に使ってみた感想を書いていますので、
購入を考えている人は参考にしてくださいね。

CircuitTracksの構成

まずCircuitTracksの構成をご紹介します。

シンセサイザー  ×2トラック
外部MIDIトラック ×2トラック
ドラム       ×4トラック

合計 8トラックのグルーブボックスです。

シンセサイザーは2トラックのみ。
NovationシリーズのNOVA系のリキッドサウンド健在といったところでしょうか。
外部MIDIトラックは2トラックあり他の機器を操作することが想定されています。
シンセに関しては全体的に綺麗なシンセサウンドです。
が、荒々しさや太さなどはないので外部音源でまかなうと言ったところでしょうか。
ユーザーに委ねられているといった印象です。
グルーブボックスといっても1台完結ではなく他の機器を使ってくれよなという
姿勢が僕は気に入りました。

CircuitTracksの特徴

それではCircuitTracksの特徴をみていきましょう。
特徴は以下になります

CircuitTracksの特徴

・コンパクトなサイズ
・直感的な操作のシーケンサー
・外部MIDIトラック
・外部入力端子
・ディレイ・リバーブ
・マスターフィルターがイカすぜ!
・液晶画面なしのシンプルなデザイン

一つずつ見ていきましょう

コンパクトなサイズ

CircuitTrackのサイズはW240mmxD210mmxH45mmです。
幅は24cmなのでけっこうコンパクトです。
厚みも5cmもないので持ち運びに便利です。
グルーブボックスのなかでは小さい方に入るのではないでしょうか。
なかなか触りやすいサイズ感です。
ちなみにパッドが光るのでライブ時の視認性を考えて作られています。
バッテリーも内蔵しているのでアダプターなしでも4時間程は使えます。
サイズ感や使用感ですが、このあたりよくできています。

直感的な操作のシーケンサー

CircuitTracksはシーケンスを組むのが恐ろしく簡単です。
CircuitTracksの何が一番素敵かと聞かれたらココかもしれません。
触ってみないとわからないかもしれませんが
ステップシーケンスを組むのが恐ろしく簡単です。
再生中にステップ入力をポンポンポンと押すだけでシーケンスが組めてしまいます。
なんて簡単なんだろうか!
QYシリーズなどと比べても簡単です。
ステップシーケンスを組むのにエディットモードに入るとかそういうのがないのです。
再生中に速攻でシーケンスを組み替えるといった感じです。
このあたりは特筆すべき点です。
とくに古いシーケンサーに慣れた方ほど驚かれるのではないでしょうか。
もちろんクオンタイズ機能もあるので適当に押せばちゃんとシーケンスが組めます。
クオンタイズOFFもできます。
後述しますが、アルペジエーターはないのですが
これだけ簡単にシーケンスが組めるのであればなくても全然OKですね。

外部MIDIトラック

CircuitTracksは外部MIDI機器用のトラックが2つあります。
パネルにもMIDI3、MIDI4とありますがこれが外部用のトラックでシーケンスが組めます。
この発想も良くて、CircuitTracksで完結させるのはなく他のマシンを使う事を
想定しているのが良いです。
僕なんかはグルーブボックスが欲しいというよりはシーケンサーが欲しいという
理由でCircuitTracksを買いましたが、この外部MIDI機器を使うという考えに共鳴して
導入したところがあります。
アナログシンセを繋いでいますが、かなり快適です。

外部入力端子

CircuitTracksは外部入力端子が付いています。
CircuitTracksにディレイとリバーブが付いていますが
8トラック全てにかけることができます。
つまり外部MIDIトラックで操作している機器をCircuitTracksの
入力に戻してディレイやリバーブをかけるといった使い方を推奨しています。
なので、古いアナログシンセなんかもCircuitTracksの入力にいれたら
ディレイやリバーブがかけれるのでわりかしまとまったサウンドになりオススメです。
ただし、音量の差があったりするので調整は必要です。
CircuitTracksで外部の音を加工する発想も素晴らしいなと思います。
後述しますが、マスターフィルターもなかなかに良いですよ。

ディレイ・リバーブ

CircuitTracksにはディレイ、リバーブが搭載されています。
内部のシンセやリズムマシンや外部入力の音にもディレイやリバーブがかけられます。
各トラックごとに調整できるので便利です。
特にエフェクターを搭載していない昔のアナログシンセに手軽に
ディレイやリバーブがかけられるのは良いですね。

マスターフィルターがイカすぜ!

CircuitTracksはマスターフィルターがついています。
これ全部の音がダイナミックに変化するので最高にイカすと思っています。
僕は相当気に入っています。
大胆に音を変化させるのでライブなどでも重宝しそうな技です。
好みもあるかもしれませんがCircuitTracksの大きな魅力のひとつだと思います。

液晶画面なしのシンプルなデザイン

CircuitTracksのパネルを見て気づいた方もいるかもしれませんが液晶画面が全くありません。
これ現代のグルーブボックスではなかなかないのではないでしょうか。
どうやって情報を表示するかというと、、、!細かい数値は出てきません(笑)
直感的に触れよなってことでしょうか?
例えばエフェクトのかかっている数値等は光の強さで表現されていたり
さすがにBPMに関しては8×4のパッドに無理やり表示されます。
BPMの数値は見たいですし(^^;)
それにしても潔いデザインでこれは日本人にはない発想な気がします。
考えた人はすごいですね。
液晶なくてもなんとかなるのがスゴイです。

これがBPM85 パッドを光らせて表現しています
こちらはBPM102

CircuitTracksを使った率直な感想

まだまだ紹介しきれていないところもありますが
ひとまずCircuitTracksを触った率直な感想です。

「直感的でおもしろい!」
CircuitTracksを一言で表現すればこのような感想になります。
なんとなく触っていけば「あーそ-いうことね!」ってわかっていくシステムです。
個人的には開発者の設計思想がすごいなと思っています。

CircuitTracksの良い所、悪い所

CircuitTracksの良い所、悪い所を書いていきます。
ただし、これは個人の主観が入りますのでその点に注意してください。

それではいきます。

CircuitTracksの良い所

良い所は上記でもだいぶ書きましたが
特筆すべきはやはり直感的に速攻で組めるシーケンサーでしょう。
シンセフレーズはもちろん、リズムトラックも恐ろしく簡単に組めてしまいます。
編集機能にしてもコピーや消去も簡単にできるので思った瞬間にできるのがかなり良いです。
CircuitTracksの操作に慣れると他のマシンでシーケンス組むのが億劫になりそうです。

CircuitTracksの悪い所

これ実はありまして。悪いところというか、、、残念なところです。
それは、、、トランスポーズ編集ができないんですよ。
例えば、シンセ1で作ったシンセフレーズを1音ズラして別パターンにコピーとかできないんです。
1音のトランスポーズ編集ができません!
最初「え?なんでや?」と思いました。
めちゃくちゃ説明書見たり、Novationチュートリアル動画見たり、
ユーザーさんの動画も見ましたが・・・・
あれれれ??
1音トランスポーズができない。
もちろん2音とか、半音もできません。
・・・ここが残念でならないのです(涙)

海外の掲示板でもこのことについては触れられていました。
しかし、この情報があまりにわからなかったので書いておきます。

ただし、アップデートで改善できるような気がしますので要望は出そうかと思っています。
ちなみにこの記事書いた時点ではVer2.0です。

ちなみにルートコードという機能はついているので
任意のコードにチェンジしていく機能があったり
Shiftを押しながらオクターブスイッチで一発で1オクターブを上げたり、
下げたりはできるんです。
この1発で1オクターブ変調できる機能は何気に便利だったりします。
なぜこんなことができるのに!
編集で1音トランスポーズができないのか・・・?
惜しい、、惜しいよCircuitTracks。

その他に悪い所はあるかもしれませんが、当方はこのトランスポーズ編集が残念でならぬのです。

CircuitTracksが向いている人

色々と書きましたがCircuitTracksが向いていると思う人を書いておきます。

  • 直感的な操作感を求めている人 LIVE用シーケンサーが欲しい人
  • トラック少なめでOKな人 特にシンセは2トラックなので少ないですね
  • テクノやミニマル、アンビエント向けですね。歌モノはキツイ気がします。
  • DJやトラックメーカー エフェクトやマスターフィルターもありオススメです。
    特にリズムトラックを速攻で組めるのは強力な武器だと思います。

まとめ

まだまだCircuitTracksについてご紹介するところはありますが今回はこのへんで。
シンセのエディット(音作り)はどうやってやるのか?
シーケンスのエディットや保存のやり方などまだご紹介できるところはたくさんあるので
ボチボチと書いていこうと思います。

結論としてはこの記事を読んで
「おぉ!CircuitTracks合ってそう!」と思った方は買うのをオススメします。
5万円台でこのシーケンサーが買えるのはかなり安いと思います。


↓僕はサウンドハウスで買いました。こちら早くて確実でオススメ。変な所で買わないようにしましょうね

サウンドハウス

]]>